皆様こんにちは、価値ラボ株式会社の藤井です。現在は主にRPAの導入支援やシナリオ作成代行を行っております。
今回はRPAツール「アシロボ」を使って請求書を作成し、PDF形式で保存するシナリオを紹介したいと思います。
はじめに、RPAについて説明します。
RPAとは
ロボティック・プロセス・オートメーション(robotic process automation)の略語。
主に定型作業をパソコンの中にあるソフトウェア型のロボットが代行・自動化する概念です。
簡単に言うと「人がパソコンで行っている事務作業を代わりにやってくれるソフトウェアロボット」ですね。
すっごく健気に動いてくれるんですよ(感動)
様々なRPAツールがありますが、このブログで使用しているのは主に「アシロボ」です。
アシロボとは
ディヴォートソリューション株式会社が提供する中小企業向けのRPAシステムのことを指します。中小企業や大企業の部署単位向けに開発し、低価格×簡単操作を可能にした官公庁~中小企業まで企業規模に関わらず採用される次世代型RPA製品です。
出典:アシロボとは?魅力・特徴・価格を詳しく解説! | RPA HACK
それではシナリオ紹介に移ります。
シナリオの内容
- 請求内容をもとに請求書を作成、PDF形式で保存
- 取引先ごとに請求日(締め日)と支払い期限の計算をする
請求内容の中身はこんな感じです。(私がこのブログ用に作成したサンプルです。)
まずは動画でアシロボの動きを見てみてください。
以下がアシロボのシナリオ画面です。
(クリックで拡大できます。)
今回のポイントは、取引先ごとに締め日と支払い期限をアシロボが自動で計算してくれるところです。
締め日が20日、入金予定日が翌月25日の場合、取引のあった日が7月1日だとすると請求日が7月20日、支払い期限が8月25日になります。
締め日や、支払い期限は取引先ごとに様々なパターンがあると思うので自動化できたら楽になると思います。
気になる方はコマンドNo30~を参考にしてください。
入力が完了したら、請求日別にフォルダを作成して保存しています。
もちろん請求日別でなく、取引先別に分けるなどアレンジし放題です。
今回は以上です。
最後に私が作成したシナリオを貼っておきます。(もちろんそのまま実行してもエラーになります。)
アシロボユーザーの方はダウンロードしてインポートしてみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
少しでもお役に立てれば幸いです。